「2011年11月」の記事は以下のとおりです。

The Roots Groove vol.7 Style

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Style
自分が求めるスタイルは自分しか知らない。だから勝手に楽しもう!

スタイルとはカタチのことだ。それは、理にかなった滑りとカッコよくありたいという美意識が表れたモノ。たとえばレイバックの場合、オレにとっての完成形は同じバンクをカービングした場合とスピードが変わらない、つまり減速しないということと、進行方向に対して垂直以上にテールを突き出す、という捻れをともなうカタチが融合したモノで、どちらが欠けても決して満足はできない。すべてのアクションにおいて重力の法則を身体で知ることと、美しい動作を意識し続けることこそがスタイルへの近道なのだ。

The Roots Groove vol.6 Speed

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Speed
心と身体を連動させて自分の最高速を更新してみよう。

速ければ速いほど大量のスプレイをぶちまけることができる。ゴリゴリと長時間リップをグラインドすることもできるし、より深いカービングで激しいGを味わったり、より高く遠くまで飛ぶこともできる。だからスピードは速ければ速いほうがいいに決まっているのだ。

The Roots Groove vol.5 “面”とか“角”とか

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“面”とか“角”とか
同じに見えて全然違う。違って見えて結構同じ。なんのこと?

スノーボーディングとは立体的地形を楽しむ遊びだ。それが自然にできたものだろうが、人工的に作られたものだろうが関係ない。ただただ目に入ったすべての立体に突っ込んで、なんらかのアクションをすることが目的なのだ。だからすべての地形と雪質に対応できる滑りを身につけることが、この遊びを楽しむことに直結していることは言うまでもない。

The Roots Groove vol.4 Carving Turn

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Carving Turn
板は踏まなきゃ走らない。カービングターンは目的ではなく結果なのだ。

 誰もいないオープンバーンで遠心力と戦いながら限界スピードで飛ばしているとき。いきなり発見したヒットに向かうため、減速せずに急激な方向転換をするとき。朝イチのグルーミングバーンを気持ちよくクルージングしているとき・・・・・・・・・・・・・・。
スノーボードに乗っているほとんどの間、オレはまったく意識せずにカービングターンを繰り返している。カービングとは雪面にがっちりとエッジをかませ、板を踏みこむことで加速してゆくズレのないターンのことだ。すべての局面でライディングの質を高めてくれるカービングターンはスノーボーディングの最も重要なテクニックのひとつだとオレは思っている。